クロマグロは釣れなくなったって知ってた?
タイトルと下の写真にあるようにクロマグロは釣りでは取っちゃダメになったのご存知ですか?
クロマグロと言う言い方がお魚をあまり知らない人にとっては何のこっちゃって思っちゃいますよね
普段釣りをされる方でもマグロはあまり陸っぱりでも船からでも狙わないと中々出会いない魚なので見分けが難しい魚だとは思いますが、大きく分けて6種類くらいに分けれます。
クロマグロ、インドマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロ、マイナーですがコシナガマグロとなります。
カジキマグロはマグロじゃないの?って思う方もいるかもしれませんがカジキマグロはマグロではありません。名前にマグロは付きますがカジキ科です。
マグロはサバ科の魚です。今のところ。
ここまで書いたクロマグロ以外は釣って持ち帰ることはできます。
クロマグロなんて中々お目にかかれないですけどサバ、カツオ釣りの時にメジマグロはたまに釣れてくる時があります。このメジマグロがクロマグロの子供です。
美味しいので20年くらい前はよく持ち帰っていましたが、最近は引っ越ししたせいで釣る魚種も自分自体変わってしまったのでお目にかかることもあまりなくなりましたがスーパーや市場でたまに売られています。
このルールができる前にも30キロ以下はリリースとされていましたが今回からは全てのサイズがキープ禁止ということになりました。
隠れて持ち帰るってことは乗合では中々難しいと思いますが仲間内で行ったりした場合はどうなるかわかりませんよね。ここはもう本人の気持ちに委ねるしかありませんが、希少な資源ですのでルールを徹底していきたいところです。
釣れてしまったら速やかにリリースをする。と言うことが一番大事ですね。
釣りをする人でなければこれをみてもパッとしないかもしれませんが、本マグロに限らず資源は無限じゃないんだと言うことを感じながら食べてもらえるとお魚産たちも嬉しいと思います。
で、お気づきでしょうか?「遊魚による」って書いてありますよね?要は釣り船や自分でプレジャーボートなどで釣りに行く人向けなのです。漁業者は関係ないのです。報告の義務などはありますが、個人で趣味で遊ぶレベルが規制されると言う意味のわからない決まりなのです。
解せないと思いませんか?これは個人的な考えなのでこれをみられた方はどう思われるかはわかりませんが、産卵時期に関係なく漁を行なってその魚を売るのです。レッドリスト(絶滅を危惧されるリスト)に載っているのにです。
カツオ、サバの群れに当然いたりするので一緒に一緒に取れてしまう事は当然あると思いますが、当然のように取って売るのではなくリリースに関しても漁労に係る方にも行なって欲しいですよね。
だって今の季節の産卵期のマグロはそんなに美味しくなくて売れないじゃないですか。捨てるなら取るなと勝手に思ってます。この捨てるならと言うのは安い値段で取引されて捨てられるなら取らないほうがいいんじゃないのかと言う事です。
ここに水産庁のリンクを貼っておきますので気になる方はご覧になってください。
ゲームフィッシュとしてマグロを狙う方はそれなりの道具もそれなりのお金も必要になるので中々簡単に狙える魚ではないですが、資源の枯渇を防ぐためにも全ての人が食べ物に対して命や資源をいただいているんだと言うことを忘れずに生活したいですね。