牛乳の世界にも文化差!? 日本とアメリカの違いが面白すぎる
アメリカやハワイ、グアムなどに行って不思議に思ったこともある人もいるかもしれません。もしくはテレビや映画などでなんであのボトルにめっちゃ牛乳入ってて飲み切れるのかな。などと思ったことある人も少なからずいるかと思います。
自分自身も不思議に思ったことが多かったのでちょっと調べてみました。下はそのまとめ。ちょっと人には鼻高々に説明できる内容にもなってると思うので予備知識として頭に入れておくといいかもしれませんよ~

アメリカの牛乳の賞味期限が長い理由は、主に殺菌方法の違いにあります。具体的には、アメリカでは「超高温殺菌(UHT)」が一般的に使われているため、日本の牛乳よりも長持ちするのです。
アメリカの牛乳の殺菌方法
- 超高温殺菌(UHT:Ultra-High Temperature)
- 135~150℃で2~5秒間加熱
- これにより、ほぼ全ての細菌や微生物を死滅させる
- 未開封なら数週間から数ヶ月の保存が可能
- 常温保存できるタイプもある
日本の牛乳の殺菌方法
- 低温長時間殺菌(LTLT:Low Temperature Long Time)
- 62~65℃で30分間加熱
- 風味がよく、栄養素も比較的保たれる
- 賞味期限は1週間程度
- 高温短時間殺菌(HTST:High Temperature Short Time)
- 72~75℃で15秒加熱
- 日本ではこの方法が最も一般的
- 賞味期限は1週間程度
なぜアメリカはUHTを採用しているのか?
- 流通の都合
- アメリカは国土が広いため、牛乳を遠距離輸送する必要がある。
- 長持ちするUHT牛乳のほうが流通しやすい。
- 消費者のニーズ
- 買いだめ文化があり、長期間保存できるほうが好まれる。
- 冷蔵技術の違い
- 日本はスーパーや家庭での冷蔵設備が整っているため、HTSTやLTLTでも十分対応できる。
- アメリカでは長距離輸送時の管理も考慮し、UHTが主流になった。
デメリット
- 超高温殺菌によって、風味が変わる(日本の牛乳に比べるとコクが減る)。
- 栄養価が一部低下する可能性がある。
まとめ
アメリカの牛乳の賞味期限が長いのは、主に「超高温殺菌(UHT)」を採用しているから。これは広大な国土や流通の都合、消費者のライフスタイルに適しているため。逆に、日本では風味を重視する文化があるため、HTSTやLTLTが主流になっている。
読むとなるほどーとなりますよね。確かに国土が広いだけに西から東ってことを考えると気温の変化などが大きくて輸送に耐えうる製法が必要なのもうなづけますね。
ただどちらの牛乳がおいしいかと言われると好みの問題もあるので一概には言えないですが、アメリカの牛乳の方が個人的にはお腹壊すことが少ない気がします。そこでなぜアメリカの牛乳はお腹を壊しにくくて日本の牛乳はお腹を壊してしまう事が多いのか。牛乳好きなのにお腹壊すのでいつも躊躇しながら飲んでいる私がちょっと調べつつまとめてみました。
アメリカの牛乳のほうが日本の牛乳に比べてお腹を壊しにくいと感じる理由はいくつか考えられます。
1. 超高温殺菌(UHT)による影響
アメリカの牛乳は135〜150℃の超高温で殺菌されており、ほぼすべての微生物が死滅するため、消化器系への影響が少ない可能性があります。
一方、日本の牛乳は**72〜75℃の高温短時間殺菌(HTST)**が主流で、一部の細菌が残ることがあります。
👉 超高温殺菌のおかげで、お腹に優しく感じる可能性がある。
2. 乳糖の影響(ラクトースの違い)
アメリカでは**「乳糖不耐症(ラクトース・イントレランス)」の人向けに、乳糖を分解した「ラクトースフリー牛乳」が多く販売**されています。
このため、知らずにラクトースフリーの牛乳を飲んでいる可能性もあります。
👉 日本の牛乳より乳糖が少ないものを飲んでいる可能性がある。
3. 品種の違い(ホルスタイン vs ジャージー)
- アメリカの牛乳は主に「ホルスタイン種」から作られ、乳糖の含有量が比較的低め。
- 日本ではジャージー牛の牛乳もあり、これは乳糖やタンパク質が濃厚で、消化しにくい場合がある。
👉 アメリカの牛乳のほうが乳糖が少なく、お腹に優しい可能性がある。
4. 個人の体質
- もし日本の牛乳でお腹を壊しやすいなら、乳糖不耐症の可能性もある。
- UHT牛乳は消化しやすいと感じる人もいるが、逆に「風味が違って合わない」という人もいる。
結論
「アメリカの牛乳のほうがお腹に優しい」と感じるのは、
✅ 超高温殺菌による影響
✅ 乳糖の少なさ(ラクトースフリーの可能性)
✅ 牛の品種の違い
などの要因が考えられる。
ただし、個人差があるので、日本の牛乳を飲んでお腹を壊しやすいなら**「低乳糖牛乳」や「ラクトースフリー牛乳」を試してみるのもアリ**かも!
となりました。日本の牛乳はめっちゃ飲みなれてるおいしい牛乳ですが、アメリカの牛乳はなんとなくジュースっぽいような軽い飲み物と感じていましたがこういうことが怏々としてあるみたいですね。
もし海外に行く機会があったらこういう牛乳なども試してみてくださいね。