なぜ彼はBlackBerryを諦めなかったのか?Clicks誕生の真実
Clicksとは何者か?
― CrackBerryの魂を継ぐ、物理キーボード復権の本気プロジェクト ―
スマホに物理キーボードを取り戻そうとしているブランドがある。
その名は Clicks。
Clicks Technology
だがClicksは、単なるガジェット系スタートアップではない。
その背景を辿ると、スマホ黎明期の“熱狂文化”に行き着く。
■ Clicksはどこの国の会社か?
Clicks Technology Ltd. は
イギリス・ロンドンを拠点とするスタートアップ(設立:2023年)。
- 本社:London, UK
- 分野:スマートフォン向け物理キーボード/生産性デバイス
- グローバル販売展開
欧州発だが、思想は“北米BlackBerry文化圏”に強く根ざしている。
ここが面白い。
■ 共同創業者は「CrackBerryの中の人」
Clicksの共同創業者の一人が、
Kevin Michaluk
通称 CrackBerry Kevin。
そして彼が立ち上げたのが、
CrackBerry
BlackBerry最大級のファンコミュニティサイトだ。



2000年代後半、
BlackBerryは“ビジネスの象徴”だった。
その中心にいたのがCrackBerryだった。
CrackBerryって何?と思われた方はリンクをクリックしてね
簡単に言うとBlackberryをハックしたりいろんな使い方などとにかく多岐にわたるBlackberryの情報サイトって感じです。
■ なぜCrackBerryの人間がClicksを作ったのか
答えは単純だ。
物理キーボードは死んでいないと本気で信じているから。
BlackBerryの衰退後、市場は完全タッチUIへ移行した。
だが一部のユーザーは感じていた:
- タイピング効率の低下
- 誤入力の増加
- 触覚フィードバックの喪失
- 生産性の後退
Clicksはその“違和感”を拾い上げた。
■ Clicksが出した最初の答え
それがケース型キーボード。
Clicks Keyboard


特徴:
- 下部に物理QWERTY配置
- Bluetoothではなく直接接続
- ショートカット操作対応
- MagSafe互換
これは単なるノスタルジー商品ではない。
画面占有を減らし、表示領域を最大化する設計思想。
ここがあなたの“正方形比率論”と繋がる部分だ。
■ さらに一歩踏み込んだ「Communicator」
Clicksはアクセサリだけで終わらなかった。
自社端末を発表する。
Clicks Communicator


- 約4インチAMOLED
- 物理QWERTY搭載
- Androidベース
- メッセージ統合UI
これはBlackBerryの焼き直しではない。
現代OS上で再構築されたコミュニケーション特化機だ。
■ Clicksが狙う市場はどこか?
大量消費層ではない。
明確に:
- ライター
- クリエイター
- テック愛好家
- BlackBerry文化継承層
- 生産性重視ユーザー
“少数だが熱量の高い層”。
つまり思想型プロダクト。
■ なぜ今このタイミングなのか?
背景には3つある。
① 縦長疲れ
20:9競争の限界。
② 折りたたみ端末の登場
可変比率が当たり前になった。
③ 情報処理回帰
ショート動画消費から“作業”への揺り戻し。
Clicksはこの流れに乗っている。
■ 実はリスクも大きい
正直に言うと、Clicksの成功確率は決して高くない。
理由:
- 市場規模が小さい
- 製造コストが高い
- 継続機種展開の難しさ
- Apple依存リスク
だが思想が強いブランドは、
小さくても長く生きる可能性がある。
■ まとめ:Clicksは文化の継承プロジェクト
Clicksはガジェットメーカーではない。
BlackBerry文化の思想継承者。
CrackBerry Kevinが関わっていることは象徴的だ。
それは単なる経歴ではなく、
- 「物理ボタンは終わらない」という宣言
でもある。
タッチ式のスマホでも十分な入力速度を備えていたりするのも事実。日本語のフリック入力でも早い。そしてqwertyでもそこそこに早い。しかし物理キーボードである意味は何なのか。ブラインドタッチで思ったことをスラスラと入力できるちうところもかなりのメリットでもあるというところ。
物理キーボード使ったことない方も一度は手に取ってみて欲しいなと思ったりしてます。
