軽バンを速くするにはNOS?ターボ?スーパーチャージャー?本気で考えてみた
仕事で使っている軽バン。
特に不満はないのだが、たまにふと思う。
「もう少しだけ速くならないものか」
軽バンというと、速さとは無縁の乗り物だ。
とはいえ最近の軽は足回りもよく、普通に走っていると「もう少しパワーがあれば…」と思う瞬間もある。
そこでふと考えた。
NOS、ターボ、スーパーチャージャー。
どれか付ければ速くなるのでは?
ということで、現実的なのかどうかを少し考えてみた。
スーパーチャージャーはあるのか
まず思いついたのがスーパーチャージャー。
ターボよりも低回転から効くし、街乗りの軽バンには相性が良さそうだ。
しかし軽く調べてみたところ、DA17V向けのボルトオンスーパーチャージャーキットはほぼ見つからない。
ワンオフなら可能だろうが、そこまでやる人はかなり少ないはずだ。
つまり単純に
需要と供給の問題
である。
軽バンのチューニング市場は小さく、そこに専用キットを作るメーカーはほぼいない。
ターボキットもほとんどない
次に考えたのはターボ。
これなら可能だろうと思ったが、こちらも後付けターボキットはほとんど見つけられなかった。
理由はやはり同じ。
軽バンにそこまでお金をかける人が少ない。
そして冷静に考えると、
それなら最初からターボ車を買った方が安い
という結論になりがちだ。
エンジンを作り直すよりも車を買い替えた方が合理的。
これは車いじりではよくある話である。
残るはNOSくらいか
となると、残る選択肢はNOSくらいだろうか。
NOSはエンジンに**亜酸化窒素(Nitrous Oxide)**を吹くことで、一時的に出力を上げるシステムだ。
ウェットショットなら比較的シンプルに組めるし、理論上は軽にも使える。
ただし問題もある。
普段はレギュラーガソリンを入れているのに、
いつ使うか分からないNOSのために毎回ハイオクを入れるのか?
という疑問が出てくる。
どれくらいパワーが上がるのか
実際のところ、軽のNAエンジンにNOSを入れたとしても
+20PSくらいがいいところ
ではないだろうか。
もちろん条件次第だが、大幅なパワーアップとは言い難い。
自分の経験では、昔乗っていたVTECエンジンとNOSの相性はかなり良かった。
ウェットショットでも気持ちよく吹け上がった記憶がある。
しかしカムの切り替わりもない軽のエンジンとなると、そこまで劇的な変化は期待できないだろう。
NOSのコストも考える
仮にNOSを導入するとして、どれくらい使えるのか。
例えば
- 100回ショット
- 合計使用時間5分程度
と仮定する。
ボンベ充填が3万円くらいとすると、計算上は
一回の加速に300円くらい
という感覚になる。
そう考えると、意外と現実的なラインにも思えてくる。
でも使う場面はほぼない
ただ冷静に考えると、実際に使う場面はほとんどない。
例えば登坂。
軽バンは坂道だと
4速 → 3速
3速 → 4速
を繰り返すことがあるが、そういう状況ではNOSを使うメリットはあまりない。
では信号ダッシュか?
軽バンでシグナルスタートを決めても、正直なところ
だから何だという話である。
ECUチューンという選択肢
ECUを書き換えれば多少レスポンスは良くなるかもしれない。
しかし実質的に大きなパワーアップにはならない。
結局のところ、
軽バンは軽バンのまま乗るのが一番合理的
という結論になってしまう。
結論:妄想は楽しい
いろいろ考えてみたが、結局のところ
- ターボ → 買い替えた方が安い
- スーパーチャージャー → キットがない
- NOS → 使う場面がない
という感じで、現実的な答えは出なかった。
ただ、こういう
「もし付けたらどうなるのか」
を考える時間は、意外と楽しいものだ。
ということで今回は
お蔵入りの妄想チューニング
という結論になりそうである。

